2017年5月

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最初はオロロンライン沿いにある、雄冬野営場を考えておりました。

とりあえず、雄冬岬でちょっと小休止。


雄冬岬までの国道は長いトンネルで、このトンネルができるまでは、雄冬は陸の孤島だったそうです。





ここで、ツーリングマップルをみながら本日の宿泊地の候補を考えますが、昨日のフェリーでの寝不足もあり、早く床に就きたい一心で、野営場を探します。地図を見ながら、目検討で3か所に絞ります。

まず、一件目。
雄冬野営場は国道沿いの海岸沿いにある野営場でしたが、トイレはあるものの、国道から10メーターほどしか離れていないため、車の音で寝れないと判断。水場も閉鎖されていたたために、ここでの宿泊を断念。第二候補へ移動します。




第二候補は増毛にある暑寒別海岸キャンプ場へ移動。しかしここもオフシーズンなのか、水場は閉鎖でトイレは使いにくそうな感じ。ここも断念して少し遠いですが留萌のほうへ移動します。


第三候補は神居岩総合公園キャンプ場へ行きます。
ここはすでに数グループが野営を開始しており、水場もトイレもきれいでなかなかよさそう。
管理人室を訪ねて、キャンプをしたいと申し出ると、どこでも好きなとこに張っていいよ~とお答えが。
バイクが停めやすいところを選んで、テントを張ります。


この日は朝食をとっただけで、昼もほとんど食べずに移動したためとりあえず、テント設営後、ツーリングマップルでイチ押しだった蛇の目寿司へ向かいます。


到着したときは開店前で数人の方の列がありました。とりあえず並んで、開店を待ちます。
数分で開店し、すぐに店内へ。
とにかくおなかがすいてたので、寿司を注文。
ノンアルコールビールといっしょにパクつきます。


これでも、足りず結局、別の寿司セットも注文して腹いっぱいになったところで、温泉へ行きます。

キャンプ場横のホテル内の温泉でひとっぷろを浴びて、テントに戻ると、かなり暗くなっていました。
実はここに来て、キャンプ時に使う、テーブルを持ってきてないのが判明。さすがに地べたにおいて調理出来ないので、ドラッグストアーで空箱を調達。
これがなかなか使い勝手がよく、最終日までこの箱を持っていくことに。



留萌のセイコーマートで仕入れたソフトカツゲンを飲むと、もう眠気が・・・



結局、この日は午後8時前に就寝してしまいました。

夜中、なにやら怪しい(鳥??)鳴き声や遠吠えが聞こえて何度が目が覚めました(クマが出るんじゃないかと不安になりました)が、さすが北海道。日が登るのが早く、早朝4時には目が覚めてしまいました。

眠気覚ましのコーヒーを入れて飲み、ソフトカツゲンの飲み残しと朝食のパンを食べていると、キャンプ場をキツネが散歩しておりました。
どこにいくんだろうか?と思ってじっとみてたら、あっという間に消えてしまい、まるでキツネにつままれよう。
昨日の夜、テントのそばでガサガサと何かをアサっていたやつはお前か!と思いながら、朝露に濡れたテントをしまい、ツーリングを開始。

今日は宗谷岬を目指します。

途中濡れたテントをどこかで乾かしたいな~と思いながら、適当な場所をさがしつつ移動。
セイコーマートでおやつを買うことに!



適当な海岸沿いを見つけて濡れたタープとフライシートを乾かします。



つづく・・・
寝返りもままならない2等室で、うつぶせのまま寝ること数時間。

隣の人が寝相が悪く、寝返りで何回も起こされてしまいました。

深く寝れないまま、夜が明けて、到着まで1時間ほどで陸が見えてきました。



船内はまったく揺れず、居心地は良かったのですが、満員の2等室にはがっかりでした。
レディースルームはあるものの、今の時代なんでせめてこういった満員の場合は部屋の半分を男性・女性で分けてほしかったのですが・・・・

ともあれ、あっという間に苫小牧に到着。早朝6時から、苫小牧市内を走ります。



この時点でセローの走行距離が1000キロになったため、札幌のYSPさんで、オイル交換をしてもらうことに。(オイル交換は事前に予定しておりました)
YSPさんは10時オープンのため苫小牧から札幌のルートで時間をつぶします。
先ずは支笏湖を見学。





支笏湖のほとりで休憩していると、札幌方面からどんどんバイクがやってきます。
バイクだけで20台近く止まってました。早朝からみなさんツーリングされてるんですね~

北海道は初めての訪問だったんですが、北海道の方はバイクに乗る方やアウトドアを楽しんでる方もようやく春が来た!!!という感じで本当に楽しんでいる様子がわかります!

その後、札幌市内で朝食を済ませ、午前10時にYSPさんに寄って、オイル交換とエレメント交換をしてもらいます。
店長さんといろいろお話をさせていただき、北海道の走り方を数点教授していただきました。

その後、家族より命令されておりました、ロイズで買い物を・・・
その前にチョコソフトをいただきます。



なかなかの味ですが、ちょっとお値段がお高いのが難点・・もう少し安ければと思います。

その後、オロロンラインへ入り、今回のツーリングの目的地である宗谷岬目指します。
フェリーの中であまり寝ることができなかったので、本日の野営地をどこにするかツーリングマップルを見ながら検討します。
出来れば、14時か15時ごろには野営地へ到着してテントを設営するのが希望です。


と思いながらも、ついつい景色を見るために止まっては景色を見てを繰り返しなかなか前に進みません。

つづく・・・


フェリー乗り場でバイクを受け取り、パッキングを行いすぐに出発します。

ビッグサイトも大きなイベントがあるみたいで、早朝から大勢の人がビッグサイトへ向かっておりました。

早速、本日の到着予定地である八戸・フェリーターミナルへ行くために、首都高・湾岸線を使い常磐自動車道へ向かう予定です。
しかし、首都高に乗るや、いきなりの大渋滞。ノロノロ運転です。

ノロノロ運転がかなり続き、三郷インターから常磐自動車道もずっと渋滞・・・
途中でトイレ休憩でパーキングによっても、トイレは大渋滞。女性の列は200m以上の大行列。


パーキングのずっと前から渋滞で、トイレに間に合わない人が側道を歩いてトイレへ目指しておりましたが、トイレも順番待ちですぐにできるわけがなく、管理者の方には仮設トイレなどを増やしていただくなどが大変助かると思います。

やっと休憩でしたのが、友部サービスエリアでした。


水分をあまりとらなかったので、トイレも回数が少なかったのですが、差し迫った状況だとちょっと危険でした。

その後は渋滞も解消し、2度目の休憩で南相馬鹿島サービスエリアで2度目の休憩と給油。



250ccのバイクなので80km/h~100km/hしかでません。ほとんどのバイクに抜かれていくんですが、途中で後部に何か車輪のようなものを載せてるバイクに抜かれて、何をのせてるんだろうな~と思っておりましたが、このサービスエリアで自転車が乗っていることが判明。


うまくパッキングすれば、自転車もバイクに乗せることができるんだ~と一人感心・・・

この時点でまだ、本日の工程の半分も来ていないことに、ちょっと焦りが。
ここからは写真も撮る間もなく、ひたすら走ります。

八戸インターに到着した時にはすでに日も暮れ、寒さに震えます。(かなり焦っていたため、写真がありません)
というのは、日が暮れて走るのはあまり好きではなく、僕は日没前には走行を終えるというモットーなんです。

ようやく八戸に到着したのが午後八時。
フェリーに乗る前にひとっぷろ浴びて夕食をいただきます。


さすが青森の銭湯!朝が早い!


本日、ようやくまともな夕食にありつけました。


九州とちがって、醤油ベースが多く、今回のツーリングではラーメンばっかり食べることになりそうです。

夕食後、八戸フェリーターミナルへ到着すると、10時発の乗船はすでに始まっており、あわてて乗船手続きを行います。

事前の予約では2等しか予約ができなかったので、窓口で個室を取り直そうと思いましたが、連休中の北海道行き最終便は2等まで満席とのこと。
乗れるだけまだいいか・・・とおもいつつ船室にいってちょっとビックリ


これじゃ寝返りもできません。顔の部分はパーテーションで仕切ってありますが、大いびきをかく僕はちょっと寝れそうにありません。
でも、スケジュールも決まっているため、とりあえず持ってきた寝袋をひいて寝る準備だけはします・・・

つづく





2017年の大型連休は北海道へツーリングに行くこととなりました。

去年の10月はカブで九州から東京へ自走の旅となりましたが、今回は東京から北海道最北端の宗谷岬を目指すことにしました。



今年は暦通りの休みで行くので、2連休のあとのご連休を利用することに。よって東京からの出発は5月3日早朝となりました。

その前にバイクを先に送らなければなりません。東京までは前回利用させていただいた、5月1日にオーシャン東九フェリーでバイクを預け、無人航走で東京・有明までバイクを輸送し、私は5月2日にバイクを追って飛行機で東京に行くことに。

今回の旅の友もカブにしたかったのですが、日程的なものと北海道ではキャンプをすることを考えると、フェリーに乗るため3日の夜には青森・八戸へ到着しなければならず、したがって高速道路の利用が絶対条件となり、今回はセローで行くことになりました。

早速、フェリーの予約を行い、船の乗船・下船も手数料を払ってやっていただきたかったのですが、50cc以上のバイクは今年から自身で乗船させて、受け取りも自身でしなくてはいけなくなったようで、2日前に福岡・新門司港へ18時半着で向かいます。



18時過ぎに到着したときにはすでに数台のバイクとトライクが乗船を待っている状態。僕が一番遅い手続きのようで、急いで窓口で手続きを行います。



無事、乗船が終了。無人航走でバイクだけを東京に向かわせます。

3日の早朝にバイクを引き取るため、5月2日・21時北九州発の羽田行きに飛び乗り、有明埠頭近くのホテルに宿泊。


大型連休後半の始まりで21時発の飛行機も満席。
その日は24時ごろにホテルに到着して、速攻就寝。翌日5時半のフェリー到着に備えます。



しかしここで問題発生。
フェリーのスケジュール表をよく見ていると、祝日は到着が2時間遅い7時半になっていることが判明。結局出発が2時間遅れることに・・・
ただでさえ、関東を抜ける高速道路は渋滞が予測されているので、早く首都圏を脱出したかったのですが、初日からスケジュールが狂うことに。

つづく・・・