カブツーリング3

はじめに、鳥取県倉吉市をはじめ、広い地域に大きな被害をもたらしました鳥取県中部を震源に発生した地震により被災されました皆さまに対しまして心よりお見舞い申し上げます。

島根県・浜田のホテルで起床したのが午前6時ごろ。

チェックアウトしてバイクに荷物を詰め込み走り出すとポツポツ雨が降り出してきました。
バイクを停車させ急いでカッパを着込みます。

江津を抜けるころには大雨になってしまい、グローブはずぶ濡れに・・・
とりあえず、グリップヒーターをONにして、手を温めながら走っていると、ガストを発見!
ガストで朝食をとり、雨がひと段落するのを待つことにしました。




朝食をとり再びスタートをしたときは少し雨も落ち着いて小降りになってきました。
国道9号線の沿線は景色の良いところが多く、ついつい止まって景色を眺めてしまうため、なかなか前に進みません。

それでも、順調に進み、出雲の道の駅でトイレ休憩。



ここで、休憩中に久留米ナンバーのおじさんから声をかけられました。
おじさんは北海道から九州にもどる途中で、夏の間キャンピングカーで北海道各地を寝泊まりしながら過ごし、10月に入り寒くなってきたので本格的な冬が到来する前に九州に向けて戻るとのこと。
僕は九州から東京に向けて走ってることを伝えると、この夏にカブやミニバイクで日本一周をしてる人を多数見たとのことでちょっと嬉しくなり、おじさんも安全運転でお帰りくださいとご挨拶して道の駅を出発!

しばらくすると宍道湖が見えてきました。


ここで宍道湖をバックに撮影したのちにすぐに出発。

鳥取砂丘へ向かいます。
雨も上がり、国道9号線をひたすら北上。
鳥取砂丘に到着したのが午前11時ごろ。




初めの砂丘でちょっと感動。
日本にもこんなところがあるんだなーっと遠くから眺めていると時間があっというまに過ぎてしまいます。

次の目的地である、植村直己冒険館へ向かうことにします。


館内には植村さんが実際に極地でつかった装備が展示していて、その実際のヤレや汚れ、破れなどを見て当時の物の質の良さに感心してしまいました。
日本人として初めてエベレストに登頂し、世界で初めて五大陸最高峰を極めた方を尊敬している私にとっては見るものがすべて新鮮。
特に植村さんのためにニコンが作った特注のカメラをずっと見入ってしまいました。

あと、極地でのトイレの仕方は勉強になりました!
タイミングを計って用を足さないと、あっというまにお尻が凍傷になってしまうとのこと。
時間制限はスタートから1分以内だそうです。それ以上は危険。

つづく・・・・